眠り姫

10月7日

クラシックバレエを見に行った。

芸術鑑賞は苦手でいつも寝てしまうけれど今回は見入ってしまった。

12年間ノリと惰性で習っていたバレエはあまり好きじゃなくてレッスンの時は逃げ出したい気持ちでいっぱいで日々やるせなかった。はじめて客席から見て可憐で儚く良いものだなぁなんて手のひら返し。文句を言いつつやっぱりバレエが好きだった、なんて私の得意技。

 

ハタチを過ぎた頃から背を伸びし始め、髪を巻きハイヒールで夜のトーキョーを練り歩くようになった。

芸術に触れる機会が増え、銀座のバーや六本木のレストランへ行ったり、ブルーノートトーキョーへジャズを聴きに行ったりしたけれど、そこにはなにもなかった。素敵 なんて口から出たのはただの空気で、くだらないって心の中で笑っていたよ。トーキョーは死んでいる。頭がおかしくなりそうだ。

先日「17歳の肖像」という映画を見まして、なんて馬鹿な少女だと呆れた私はまだまだ子供なのか、それとももう大人なのか、

わかりません。