ひなぎく

煙草を吸う本数が増えた。学校に行く機会が少なくなって大学の子と居る時に感じる居場所のなさをつらく想う日々が減った。私、男の子の友人達が お前まだ彼氏出来ないの?ってずっと言ってくれるならば一生彼氏要らないんだなって思う。

 

11月30日

高校の友人2人とひなぎくという映画を見に行った。幼稚園児の頃、仲の良かった女の子と部屋ではちゃめちゃに暴れたと思えば、ぐったりしながら人生や大人について話したり、親に内緒で家を出て知らないおじさんに話しかけたり今思うと結構ヒヤヒヤするようなことしてたなっていう懐かしい想い出が蘇る映画だった。

私はずっと姉妹がほしかった。子供だけの部屋で親に言えないことや女の子特有の話をしたり思いついた下らないないことに時間を割いたりクローゼットを漁ってファッションショーしたりしたかった。女友達は喧嘩をすると仲を修復するのが困難で男ひとりで友情が壊れるなんてよくある話だし、そもそも距離が遠くてぎこちない。私は女の子から嫌われやすくて昔からずっと心から言いたいことを言える女友達が居なかった。だから、生まれた時から一緒で喧嘩をしても縁の切れない姉妹ってすごく素敵だと思うしとてもうらやましい。

 

高校時代の友人に会うと当時の話に花が咲いてあの頃に戻ったようで楽しくて懐かしい感覚になる。あの頃はあの時代は良かったなんて声を大にして言う大人には成りたくないけれど楽しかった時代が誰にでもあることなんて痛いくらい知ってる。私は良かったと思う時期を自分自身だけが知っていれば良い。大切な気持ちを言葉にするとなんだか浅くて価値がなくなってしまうような気がするから、幸せだった過去を心の隅に置いてひっそりと生きていきたい。