うるさい

人に憐れんだ目で見られるのってとても悲しい。どうしてそんなにも悲しそうな目で私を見るの、って経験を私は人生で何度したのかな。特に小さい頃、自分がどんな子供だったかどんなことをしたのか全く覚えていないけれど大人達のあの目だけは一生忘れられない。

 

世界から隔離されて生きたいと思っている。業務連絡以外で人と殆ど連絡を取らず、本ばかり読んでいる。テレビを見ないでドラマや芸能人のことを知らずにいる。マイナーなバンドや昔のアーティストの良いと思った曲だけ聞いている。土日に働き平日に休む。それなのに、どうにも世間とは離れられず近づくクリスマスの喧騒に日々怯えている。何処かで普通の人間に成りたいという想いが消えない。幸せな人を見るのがつらい。私は普通の中の少し変わった人間というカテゴリでしか生きていけない。

 

 私、あの頃は幸せだと思っていた。それなのに当時書いていた日記を読み返すと死にたい気持ちしかなかったみたいで我ながら不思議に思う。やっぱり幸せの隙間に不幸を見つけるのが得意で、幸せの比重が重くても不幸を選んでしまうらしい。生きることに向いていない。どう転んでも絶望だもん。